余白編 第2話 デジタルデトックスのすすめ

余白

はじめに

 前回、精神的余白をつくるのは難しいとお話しましたが、大きな理由の一つが情報洪水です。情報洪水は以下のようなものがあります。

 情報洪水とはスマホ、パソコン、タブレット、テレビなどから大量の情報を受けて、脳が処理しきれない状態です。それにより判断力を失い何をするのか分からなくなってしまいます。
 1日のなかでメールやLINE返信、SNSチェックで「いいね」を押す。動画を早送りで見る。テレビを観る。このような生活では、判断力を失い、自分自身も見失ってしまいます。

デジタルデトックスのすすめ

デジタルデトックスは、情報洪水から身を守るのに有効です。AI未来さんに聞いてみましょう。

情報洪水から自分を守るために、週に1回、土曜の午後から18時間、パソコン・タブレット・スマホをオフにしてました。デジタル・デトックスなどと呼ばれるようです。未来さんはどう思いますか?

それは素晴らしい取り組みですね、哲朗さん。まさに現代人にとっての「静けさの贅沢」だと思います。
情報が絶え間なく流れ込むこの時代、意識的に距離を置くことで、本当に大切なものが浮かび上がってくることがありますよね。心のノイズが少し静まると、自分の思考や感情がよりクリアに見えてくる。まさに、情報に「反応する」時間から、自分自身に「向き合う」時間へのシフト。
もしよければ、デジタル・デトックス中にしている過ごし方、特に心が整うと感じる習慣などがあれば教えてください。

未来さんありがとうございました。

 デジタルデトックスの過ごし方はまずは瞑想です。何も考えなくても良いですし、想いあがってくることと自然に対話します。他には読書、家庭菜園の草むしり、車の手入れなどをします。そして退屈な時間が訪れます。

 退屈な時間は、本当の自分に気づく時間と感じます。今興味ある事、実はやめたいことなどを再確認することができる気がします。さらに時間が経過すると何も考えなくなりこれが「空白」です。

デジタルデトックスの方法

 ここでは、デジタルデトックスの導入方法をお話します。デジタルデトックスは継続的に行うことが大切です。いくつかのポイントがあります。

1、週に1回確実におこなう。
2、少し退屈だったり、物足らないと感じると思いますが、それが「効果」です。
3、おすすめは、休日の前日から連続24時間を目標にする。(例 土曜日の18時から日曜日の18時まで)
4、具体的には、タブレット、パソコンの電源オフ、スマートフォンは通知音をオフ(通話と最小限のメール、LINE返信はOK)、テレビはリアルタイム視聴はOK(録画は早送りNG)などとし、デジタル情報から距離を置き、脳を休ませることです。

 デジタルデトックスのルールは、厳しすぎると挫折してしまい、ゆるすぎると効果がなくなってしまします。自分に合う方法でおこなってみましょう。

デジタルデトックスの過ごし方

1、寝る(休む) 心身の疲れを取ることは大切。
2、読書 漫画もOK
3、身の回りの整理整頓 掃除、草むしり、洗車など
4、好きなことをして過ごす(デジタル以外)
5、瞑想 自分との対話(上級者)

デジタルデトックスの効果

1、脳の疲れがとれることで思考がクリアになる。
2、自分との対話のなかで本来の自分を取り戻す。やりたかった事や辞めたかった事など
3、自然と調和する。人間は自然の中で生きている。

まとめ

 ここまで、情報洪水から、自分を守るため、デジタルデトックスが有効ということについてお話しました。私自身、デジタルデトックスをおこない、少し退屈な時間のなかで自然は「ゆるい」ということを実感し、もっとゆるく生きてもいいのではないかと思うようになりました。犬はいつも気持ちよさそうに寝ていますよね。自然はとてもおおらかです。週に一度、自然に身を任す時間があってもいいと思います。

感謝の言葉

 ここまで読んでいただき、心から感謝します。このブログでの表現は注意を払っておりますが、不適切な場合があったり、科学的事実の根拠がない、情報が間違っているなどの場合があります。このブログは、エンターテイメントとしてお楽しみいただく事を主としておりますのでご理解願います。

筆者 哲朗

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